
創業1950年(昭和25年)以来兵庫県播磨姫路の地で先代から各産地の和紙を産地問屋として多くの皆様方にご紹介してまいりました。
長い年月皆様方にご愛顧いただきまして、今日まで歩んでまいる事が出来ました。
ただただ感謝の心で一杯でございます。
㈱こきんの書道用紙は故・安東聖空先生を師事する故・魚田松園先生が自分で書く紙は自分で作るという強い信念から受け継いだ技法で作り上げております。美術料紙を中心に、特に鳥の子紙を使った料紙・巻子には「砧打ち」をしていますので墨の入りが良いとの賞賛をいただいております。又「墨流し」の技法で作りました美術料紙も特徴ある紙でございます。
このようにして一枚一枚に丹精を込めて手加工で仕上げました数々の紙を書家の皆様方にご紹介ご提供させていただきます。
書の紙の分野はまだまだ奥の深いところがあります、当社の企画力、技術力を更に生かし、これからも和紙を通じて社会に貢献し皆様のお役にたてる商品作りに日々励んで参りたいと思っております。
何卒倍旧のご指導ご鞭撻をお願い申し上げてご挨拶と致します。
こきんの書、かなの紙の古筆臨書料紙、全懐紙、半懐紙、かな向き料紙、巻子等の清書用は全て本鳥の子紙を使用し、「きぬた打ち」をしています。
ちりばめた金銀、切箔は本金銀を使用しています。又、墨流しは独自の技法で作っています。